タイ バンコクのミンブリ刑務所へ同行
まいど、GOBY です。
今回は変化球でバンコクで知り合いの付添いで刑務所に行ってみた記録です。
あれは2018年の6月でした。もともと知り合いだったレディとレンタカーデートするつもりでいると何やら
「兄弟がヤバー(覚醒剤)の使用と売買で刑務所にいる」と。
ふむふむ
「もう1年以上会っていないから会いに行きたい」と。
ふむふむ
来ましたねー。タイでは そんな訳無いやん!というアクシデントがよく起きます。本当に楽しませてくれる国です。
私は以前有名なバンクワン刑務所の話を聞いており、タイの刑務所に興味を持っていたので今回の誘いに乗ってみることにしました。
残念ながらバンクワン刑務所では有りませんでした。場所はバンコク ミンブリです。
なぜ家族を大切にするタイ人が一年以上も会いに行かなかったのかわかりました。場所が不便すぎます。
バンコクと言っても郊外で、地下鉄等の鉄道は当然近くに有りません。知り合い曰くバスで来るのも相当面倒なようです。タクシーで行くにもスワンナプーム空港から300THBほどかかる距離だとの事。車を持っていないと辛い場所です。キーキアット(めんどくさがり)なタイ人には堪えますね。
タイの刑務所のシステムは日本とほぼ同じで、刑務所内で働きながら少しの給料をもらって刑期を待つようです。タイ料理の食堂やカフェが有り利用しましたが、スタッフは全員囚人で同じ制服を着ておりました。
知り合いは受付けを済ませ、刑務所内の大きなコンビニのような店舗で兄へ渡す御菓子やインスタントコーヒー等を刑務所内で買います。
購入の際、受付時の紙を店員に見せて誰に渡すかを確認します。現物は店員に引渡し、面会時に対象者に引き渡されるようです。この際お金も中に渡す事ができます。
この刑務所の面会システムは朝から早い順に番号が発行され、番号順に面会が出来るというシステムです。朝8:30に現地到着しましたが既に列になっており、実際の面会は10:30頃からでした。面会が終了した11:00頃には既に当日分の面会予定は完売状態です。
知り合いは面会を終え清々しい表情で出てきました。
なんでも服役態度が良いので今年中には出る事が出来る予定だとの事。※後日刑務所内でやんちゃな事をして半年刑期が伸びたそうです。
刑務所見学とまではいきませんでしたがなかなか面白い経験が出来ました。
ミンブリ刑務所はパッと見は刑務所とは思えないくらい外観が綺麗でした。室内はわかりませんが外観はパタヤの安宿の方が汚いくらいです。
悪名高いバンクワン刑務所については皆さん一度調べてみて下さい。想像しながら調べると面白いですよ。
まとめ
パタヤのウォーキングストリート等では「マリファナ、マリファナ」と声掛けしてくる人もいますが、
誘われても薬物は「ダメ、絶対!」
お酒だけで十分ハイになれる自分で良かった。