南国好きのタイ不動産投資と旅行記

南国好きのタイ不動産投資と旅行記

タイを中心とした海外不動産や投資話と旅行記です。

パタヤで不動産購入 プレビルド物件とは

まいど、GOBYです。

 今回は不動産の「プレビルド物件」について記録します。

 タイ、中国を初め、アジア諸国の不動産(コンドミニアムがメイン)ではまだ物件の施工に入っていない段階で段階的に物件の販売を開始する事が有り、この手法を「プレビルド」と言います。

 買う側のメリットとしては早期購入する事で購入価格を抑える事が出来ます。これには賛否両論有りますが、日本以外の国では基本的には物価はインフレを起こしております。例えばインフレ率が4%有る物件を引渡しの3年前に購入するとインフレ率を考慮した場合(4%×3年=12%)の値上がりが見込めます。また、基本的に東南アジアの物件は予定通りに建築は進みません。1年~2年程度は完成が遅れると想定しておいてください。上記の物件が2年間建築が遅れると(4%×5年=20%)程度の値上がりを見込む事が出来ます。

 物件の支払いは一括で購入する必要は無く、半年に一回程度の頻度で段階的に支払をする事が出来ます。デベロッパーさんは「一括でお支払頂くと今なら××%割引します!」と勧誘してきますが、後々記載するリスクが大きいのでよほどお金と気持ちに余裕の有る方以外にはお勧めしません。

 ここまでは東南アジアの不動産購入を考えた事が有る方は既に御存知だと思います、理想的な話しですので実際はそんなにうまくはいきません。

 私の物件はパタヤのソイブアカオ近くに有りますが、プリセール中に頓挫しました。

 デベロッパーが変更される事で現在は工事も順調に進んでおりますが、一度工事が頓挫した事で、ほぼ同じ時期に売り出された物件と比べると物件価格が非常に安価に評価されております。f:id:BabylonChina:20190722175406j:plain

 具体的にセカンドロードパタヤセントラル近くに有る物件「BACE」とSOI6近くにある物件「CENTRIC SEA」2つの物件の値段推移と比べてみると分かります。

 私の物件を含めて当時セントラルパタヤに建築計画が立ったこの3物件は大型のプロジェクトとして非常に期待されておりました。因みに販売当初の最安値の物件で

BACEが29㎡ 2.2MTHB(220万THB)

CENTRIC SEAが24㎡ 1.8MTHB(180万THB)

私の物件が36㎡ 2.2MTHB(220万THB) からスタートでした。

※添付の表は平米単価の平均値の為、最安値の情報とは内容が異なります。

 上の推移を見てもらうと分かりますが、私の物件だけ販売当初よりも値下がりしております。この期間でロシア通貨安、やプミポン元国王がお亡くなりになる等のイベントは有りましたが、最も強く影響が出たのは約2年間にわたり工事が頓挫した事が主な原因だと思われます。

 結果的には私は工事が再開した直後(2017年)に購入したのでほぼ底値で物件を購入できたのかなぁとポジティブに考えております。(実際添付の表の価格より安く買いました)

 他の例になりますが、パタヤサインの近くには建設途中で住民の反対により頓挫したコンドが今でも廃墟のように建っております。

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(パタヤ展望台からの頓挫したコンド写真)

 海外不動産投資の中でプレビルドという物は非常に魅力的な反面、最悪物件が完成しないという大きなリスクが有りますのでプリセール物件を購入される方は出来る限り多くの情報を得た上で判断して下さい。情報を得るのが苦手な方は完成間近な物件がお勧めです。お勧めの理由はまた気が向いたら記録します。

 

まとめ

 不動産投資で失敗してもタイの事は大好きなままでいたい!  

 

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