南国好きのタイ不動産投資と旅行記

南国好きのタイ不動産投資と旅行記

タイを中心とした海外不動産や投資話と旅行記です。

タイでコンドミニアムを購入する際の注意事項 購入時の諸費用、維持管理費等

まいど、GOBYです。

 パタヤに購入したコンドミニアムも何とか客付けが完了し、やっと不動産物件としてお金を生み出す仕組みが出来ました。

www.zion-pattaya.com

 

 今はバーツ高なので出来るだけ両替をしたくない事を考えると現地通貨を稼いでくれる仕組みは結構有り難いです(*^_^*)

 

 今回はコンドミニアム購入に興味を持っていただけるよう、購入時にかかる諸費用について御説明致します。

 日本の不動産も同様のケースが多いかと思いますが、提示される物件価格とは別に諸費用がかかる場合がほとんどですのでコンドミニアム購入時の参考にして頂ければ幸いです。

 

日本人が購入できるのはコンドミニアム物件が基本になりますので今回はコンドミニアムの購入時にかかる諸費用をまとめます。

 

 

維持管理費

 

 一番気になる方が多い部分かと思いますが、結論から言うと日本のマンションで掛かる維持管理費に比べれば安いものです。

 タイのコンドミニアムのほとんどは物件の面積に対して基本額を掛けた金額で算出されます。

 例えば50㎡の部屋を持っており、基本額が50THB/㎡ であれば

50㎡×50THB/㎡=2,500THB/月 の支払が必要になります。

 支払方法は年に一回、1年分をまとめて支払います。

 基本額はコンドミニアムによって異なりますが、パタヤの高級物件(24Hセキュリティ、プール有り、ジム有り、共有スペース有り 等)で50THB/㎡~70THB/㎡程度、バンコクの高級物件でも90THB/㎡~110THB/㎡程度です。

※例外的に高い物件も有ります。

 

 私の物件の実例で言えば面積36㎡、基本額50THB/㎡ですので1,800THB/月⇒21,600THB/月 の支払いが必要になります。

 24時間のセキュリティが在住しており、施設も充実している事を考えれば物価の安さを実感できる部分です。

 

 注意点としては現状は割安感が有る維持管理費ですが、少しずつ値上がり傾向に有るようです。

 物件毎になりますが、翌年より維持管理費が値上がりします、というケースも少なくないようですのでタイの発展と共に割安感は消えていくかもしれません。

 

固定資産税

 

 現状は有りませんが2020年に施工される予定です。

対象は5,000万THB以上の資産額になりますので一般的なコンドミニアム所有者には関係無い内容になります。

 税率も0.02%~0.1%とかなり低めです。

※新しい法律ですので今後どのように施工されていくか追って確認致します。 

 

登記費用

 

 購入時に物件の評価額に対して2%掛かってきます。

 新築物件の場合はデベロッパーと折半し、1%になる事が多いですが折半する事については法律等で規定されている訳では無いので購入前に直接確認してください。

※デベロッパーによっては購入者が全額支払う場合も有ります。

 私の物件はデベロッパーとの折半により評価額の1%を支払いました。 

 

印紙税

 

 購入時に物件の評価額に対して0.5%掛かってきます。 

 

修繕費

 

 新築物件を購入するタイミングで支払ます。

 費用は物件によって異なりますが、だいたい物件評価額の1%程度と考えておけば良いと思います。

 私の物件は18,225THBかかりました。

 

 

電気、水道メーター設置費

 

 新築物件の引き渡し時に必要になります。

 コンドミニアムの費用に含まれていない事が多いようです。

 物件毎で価格は異なります。

 高額な費用は掛かりませんが費用が掛かるという事は覚えておきましょう。

  私の物件は12,000THBかかりました。

 

コンドミニアムの売買が盛んになるタイミング

 

 東南アジアのコンドミニアム売買はプレビルド(完成前の販売)が主流になります。

 プレビルド物件に関しては上述した費用は維持管理費はコンドミニアムが完成し、購入者への引き渡しを行うタイミングで費用が発生します。

 購入者は物件の引き渡し前に売ってしまえば上記費用を発生させる事無く物件を売る事が出来るので、プレビルド物件は完成前に売買が旺盛になる傾向が有ります。

 特に売る側は費用が発生する前に売りぬきたいという意図がハッキリと見えてくるので購入者にとっては交渉可能な良いタイミングだと思います。

 こういった点も理解した上で売る側、買う側にメリットが有るタイミング、価格で売買成立出来るよう常に情報収集が必要になります。

 

結局のところ必要な費用は?

 

 物件の引き渡し時に発生する費用は物件価格に対して

登記費用 2% ※中古物件は2%、新築物件はデベロッパーによって1%

印紙税  0.5%

 この2つですが、新築物件の場合は上記に加え

修繕費 約1%

電気、水道メーター設置費 約12,000THB

 がかかります。

 更に維持管理費の支払いが有る事を考えると最低限コンドミニアム購入額の5%~7%程度は費用が掛かると覚悟した方が良いかと思います。

 

 

総括

 

 タイには宅建のような資格も無く、コンドミニアムの購入自体は日本よりも簡単な処理で購入する事が出来ます。

 言い方が悪くなりますが、パスポートと御金とサインが出来れば購入できます。

 日本だと消費税だけで10%も掛かる事を考えると、税金関係の比率が少ない点も含めて投資向きな構造になっているなと、今更ながら感心します。

 日本とは異なる費用面も理解して頂き、有意義な海外不動産投資にしましょう!

 

まとめ

 タイのコンドミニアム購入時は引渡し時に物件価格の5%~7%程度の費用が掛かる。

 でも「タイでリタイヤ生活出来るかも」という熱い気持ちはプライスレス!

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その他のコンドミニアム購入時の注意事項はこちらを参照ください。

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