南国好きのタイ不動産投資と旅行記

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タイを中心とした海外不動産や投資話と旅行記です。

コロナウィルスの影響による中国の現状 2020年1月31日

まいど、GOBYです。

 以前からの読者様でしたら御存知かと思いますが、私は現状仕事の都合、中国に住んでおります。

 1ヶ月前迄はまさかこんな事になるとは思っていませんでしたが約二週間前から新型コロナウィルスの影響が公になってからはあれよあれよと言う間に移動が厳しくなりました。

 そんな状況で折角中国に滞在しているので中国の現状を幾つか御紹介致します。(私は武漢から離れた地域に住んでいますので生の武漢情報はお届けできませんので悪しからず)

 

①コロナウィルスの中国国内感染状況

これはリアルタイムで下記サイトに常に更新されています。※中国語ですが漢字なので有る程度は理解できるかと思います。

news.qq.com

中国全体で感染者が9,809人、死亡者213人というのが現状のリアルな数値です。

※サイト上のデータは常に更新されるので上記サイトを見て頂くとその時間の最新情報が確認出来ます。

因みに話題になっている武漢の感染者は2,639人で死亡者が159人。

武漢が有る湖北省を対象にすると感染者が5,806人で死亡者が204人です。

数値からわかるように被害の多くが武漢近辺に集中しています。

 

②中国以外の国の感染状況

これも上記サイトに常に更新されています。(中国語なのでわかりにくいかもしれません)

1月31日現在中国以外の国での発症数は114人、死亡者0人です。

感染者が多い国から順に

タイ 19人

日本 15人

シンガポール 13人

韓国 11人

オーストラリア9名

といった具合です。

Twitter等で今回のコロナウィルス報道を受け訪タイを再検討されている方も見えますが、日本も充分に危険ですので同じ危険な国なら私でしたら迷わずタイに行くかなと(*^_^*)

(考え方が能天気すぎかもしれませんが、実際日本も世界からすれば行かない方が良い国の有力候補に挙がっていると思われます)

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③武漢包囲網

皆さんも御存知の通り、現状武漢を中心とした湖北省へは容易には出入りする事が出来ません。

先ず航空機は全て欠航になっています。

陸路についても高速鉄道は武漢(湖北省)を通る線は全て運休しており、長距離バスも

湖北省への出入りは出来ません。(市を跨ぐバスの運行自体が規制されています)

一般道についても主要道路に交通規制が入っております。ただ、湖北省の面積は約185,000k㎡と北海道の二倍以上有る(北海道は約89,000k㎡)ので完全に規制する事はほぼ不可能ですので出入りする事自体は可能なようです。

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④中国以外の国の対応

当然ですが武漢への渡航は世界中で欠航されており、入国時に14日前迄に湖北省への出入りが有る場合は入国拒否或いは検査対象になる国がほとんどのようです。

また、WHOより先日「緊急事態」宣言がされました。

これを受けてアメリカが中国全体に対して渡航禁止令を出しています。

香港、マカオは中国と陸路でつながっていますが、一部の移動を規制し始めました。(香港は鉄道やフェリーでの移動を停止しました)

その他の国の対応としては中国便を減便するなどの対応を取っていますがアメリカのように渡航禁止令を出している国は聞きません。※北朝鮮は基本海外渡航禁止です。その他情報有れば教えてください。特に香港関係。

 

所感

ハッキリ言って武漢中心部以外の被害は従来のインフルエンザよりも全然軽いと思います。ただ、新型コロナウィルスに対する抗体が無い為、薬に頼る事が出来ません。

結果、抵抗力の低い老人や子供が死亡者の多くを占めているのだと思われます。

アメリカではインフルエンザが大流行しておりコロナウィルスの比じゃない程多くの方がお亡くなりになっていると聞きます。(8,000人レベル?)

やはり人間、未知の「モノ」に対する抵抗が強いというのが今回の厳しい対応の根本に有るのだと思います。※新型コロナウイルスが進化するのを考えると怖いですが。

既に200人以上の方が亡くなり、今も感染が収まっていないという非常に危険な状態だという事は承知しておりますが、コロナウィルスばかり気にかけず、当たり前ですが通常の感染症(特にインフルエンザ)にも充分気を付けて生活しましょう。