パタヤでカシコン銀行の口座開設 コンドミニアムの所有権で必要資料の代替え

まいど、GOBYです。

　先日パタヤでカシコン銀行の口座開設にトライし何とか成功しましたので体験談を記録します。

　私はバンコク銀行の口座を既に持っていますが、今後コンドミニアムの家賃収入を管理する為にもう一つ口座を作りたいなと考え、今回はパタヤで銀行口座開設にトライしてみました。

※バンコク銀行の口座はバンコク　シーロム店で開設しました。こちらは日本語対応可能な窓口が有ったりと日本人に非常に親切に接してくれるのでお勧めです。

 詳細はこちらの記事を参照ください。

www.zion-pattaya.com

カシコン銀行

　カシコン銀行は比較的店舗数が多く、セントラルパタヤだとSoiブアカオの北側の市場近く、セントラルフェスティバル、パタヤアベニュー等に店舗を構えています。

　ATMも充実しているので利便性が良いかなと思いカシコン銀行を選択しました。

セントラルフェスティバル支店

　通常銀行口座開設には色々と資料が必要になる事はわかっていましたが、今回はまず初めに実際何が必要なのかを確認する為にパスポートだけ持ってセントラルフェスティバル店を訪問しました。

 　セントラルフェスティバルの４階に有ります。

　窓口は比較的空いています。

口座開設の相談

　自分の順番が来て新規口座開設をしたい事を告げ、短期旅行滞在でビザは無い等の説明をするとスタッフは

カシコン「ビザが無いと口座開設は出来ません」

との事。

　これが基本線（先人方のブログ等を参考にした結果、マニュアル上はビザが無いと口座開設不可だと思われます）である事は承知していますので、

GOBY「それでも口座を開設する方法は有りませんか？」

カシコン「何故口座を開設したいのですか？」

GOBY「コンドミニアムを購入したので賃貸に出してその収益管理の為です」

カシコン「ピクッ」

おっつ、反応が良くなってきましたね。

ここからは相手が欲しそうな情報を小出しにしながら、既にコンドミニアムは完成している事、客付けを待っている段階、場所はセントラルパタヤだ等の会話を続けるとスタッフから

カシコン「コンドミニアムのタビアンバーン（住居登録証）が有れば代用できます」

との事。

うーん、実はまだ最終の登記迄は完了していないので私はタビアンバーンを持っていません。

　それほど急いでいるわけでは無いので次回訪タイ時にタビアンバーンを入手してからでも良いかなとも思いましたが、口座開設が楽しくなってきたので何か方法は無いかなと色々と相談してみると最終的にはコンドミニアムの購入と所有権の照明が出来れば口座開設出来る事になりました(*^_^*)

　簡単に言うと、

1. コンドミニアムの購入費用が支払済みだと分かる資料（最終支払時に入手済み）
2. 現在のコンドミニアム所有権がわかる資料（コンドミニアム購入契約時に名義譲渡済み）

を提出する事で口座開設出来そうです。

※①についてはコンドミニアムの初期費用でも代用できそうです。

　この条件で有ればコンドミニアムの所有者は無条件で口座開設が出来そうです。

　コンドミニアム購入者は場合によってはデベロッパーに直接支払をして、現地で口座を開設していない場合も有るので（このケースはかなり確率低いですが）これは一つの発見になりました。

パタヤアベニュー支店

　そうとわかれば一度コンドミニアムに帰って一通り資料を揃えて口座開設にGo！

　と思いましたが、どうせだったら他の支店に資料揃えて行っても口座開設してもらえるのかトライしてみよかな！

　との好奇心が出てきたので今度はパタヤアベニュー支店にて口座開設にトライしてみました。

※タイだけでは有りませんが、アジアの銀行では担当によって対応が変わる事が有ります。今回のようなマニュアル通りでは無いケースは担当のさじ加減になるケースが多いです。

アベニュー支店はパタヤアベニューの1階駐車場側沿いに有ります。

実際に口座を開設

　 アベニュー支店のスタッフにも同じように口座開設希望である事、ビザは無い事、コンドミニアム所有している事等を説明するとセントラルフェスティバル店同様、コンドミニアムの所有権と支払の照明で口座を開けるとの事！

　開設方法を確認するだけのつもりでしたが、しっかり開設迄完了出来てしまいました(*^_^*)

口座開設費用

　カシコン銀行の口座開設には300THBの手数料と10,000THBのデポジットが必要なようです。

　デポジットの10,000THBですが、口座開設時に必要になりますが、開設後すぐに引出が可能です。

通常の必要資料

　マニュアル通りに口座開設する場合は以下の資料が必要になるかと思います。

①パスポート

②長期滞在のビザかワークパーミット（就労証明）

③タイの電話番号

④住所の照明（ホテル或いはアパートメントの住所※アパートの場合費用支払いの領収書が必要な場合も有り）

　これに対して銀行毎、窓口担当毎のさじ加減でまだ臨機応変に対応頂けるのが現状のタイの銀行口座開設状況です。

総括

　現状は何かしら銀行側にメリットが有る内容で有れば銀行口座の開設が可能だと思われます。

　今回はコンドミニアムからの収入が定期的に存在する⇒収入（入金）が定期的に存在する点が銀行側にメリットが有ると判断いただき口座開設出来たのかと。

　他にも保険に入りたいとか（以前香港で口座開設した際はこれでいけました）、現地で投資をしたい等が常套句だと思います。

　何にしろ、マニュアル化されていない部分ですので不安な方は窓口で実際確認して下さい。

　私の考えとしては何かしら銀行にメリットを作れるようなストーリーを自分の中で事前に思い描いておくと良いかと思います。　

まとめ

　タイ人の性格からか、他の国の銀行窓口よりも本当に親切に色々と相談に乗っていただけるので窓口での相談しやすいです。

　今後はマネーロンダリングの防止等の観点から口座開設も厳しくなっていく可能性が高いのでタイで銀行口座開設を検討されている方は早目に御検討下さい。

※有る程度の英語が喋れないと辛いです。