南国好きのタイ不動産投資と旅行記

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タイを中心とした海外不動産や投資話と旅行記です。

中国の現状2020年3月1日 中国国内の新型コロナ対策状況

まいど、GOBYです。

新型コロナウイルスが韓国、イタリア、イラン等で猛威を振るい始めました。

アメリカは昨日付けで中国に続いて上記3か国を入国禁止の対象に追加したようです。

現在の感染者数で言えば日本も次は我が身です。

これも「水際対策」と言い続けていた割に水際が正にザルだったので致し方なしかなと感じます。

と言うのも私、武漢からは少し距離が有りますが現地中国に住んでおりその対応状況を身を以って感じているからこそ日本や韓国の対応では不足なのではと感じておりました。

(ブログの読者様は御存知かと思いますが現在私は中国に在住しております。)

※日本の状況はネットと知人からの情報、韓国はフィリピンから2月初旬にコロナに巻き込まれる形で第三カ国として経由する形で入国した際の実感。

 

そんな私が現在私が住んでいる地域を実例として現在の中国の新型コロナウイルスに対する対応状況について御説明致します。

 

車での移動制限

これについては以前からも報告しておりますが、各市単位で非常に厳しい制限が掛けられております。

まず、車での移動についてはほとんどの市で近隣都市へ移動出来る道路が主要道路のみに制限されております。

高速道路は多くのインターを閉鎖しました。

主要道路においても事前の入境申請が必要で、体温検査、IDカードによる出身地の検査、目的等を確認されます。

上記都合により現在車の行き来は非常に困難になっています。

不幸中の幸いとしては厳しい制限のおかげで高速道路や主要道路はそれほど混雑していません。

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入境隔離

省毎、市毎、団地毎で入境する者に対して14日間の隔離処置が実施されます。

最早有名な話ではありますが、武漢のとある地域においては玄関が施錠され、必要最低限しか他人と干渉出来ません。

私が住んでいる蘇州市においては先日市より「日本、韓国より入境した者は14日間の隔離処置対象とする政令が出ました。

この政令の恐ろしいところは対象を遡って追跡するところです。私は幸いにも最近で韓国を出たのが2月7日でしたのでセーフでしたが2月24日に出された政令に対して、2月15日に市に入っていた方は翌日から5日間の自宅隔離となりました。

しかも家の玄関には丁寧に隔離対象である張り紙と出入り禁止の紙テープ、さらにセンサー迄設置されるという徹底ぶりです。

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隔離されるだけならまだましで、団地によっては韓国、日本から入った人を入場拒否しているようです。

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個人追跡

最後に蘇州市では先日から市内在住の者に対してインターネットを使用した個人登録が義務付けられました。

これに登録すると登録都市からの出入りが監視されます。

個人の登録情報が色別で管理されており、規定のエリアから出ると色が変化するという物です。

因みにこの登録をしていないと外部との往来が出来ません。(市外へアクセスする場所でチェックされるようです)

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対策効果は?

上記以外にもバスや地下鉄を含む公共交通機関では乗客全員に対して体温検査を実施していますし、各団地の入退場についても同じです。

仕事を再開されている企業は会社毎でも同様の体温測定を実施する必要が有ります。

正直言って辛いです。

ただ、ここにきてやっと対策の効果を実感できるようになってきました。

中国の新規感染者の数は日に日に減少しています。私の住んでいる江蘇省としては既に一週間以上継続して感染者が出ていません。(江蘇省人口は8,000万人前後)

 

世界の感染状況と対策

これに対して現在世界各国で新型コロナウィルスは拡散の方向に有ります。

韓国では既に3,000人を超える感染者が出ており、2月29日の新規感染者数は中国で約600人に対して韓国は800人を超えたようです。※数字更新しました。

もちろん韓国だけの話では無く、イタリアでも既に感染者の総数が1,100人を超えており、イランは約600人、日本も240人となっており、世界各国に感染は拡大しています。

因みに現在中国の人口が約12億人に対して感染者数が約80,000人です。

これに対して韓国の人口が約5000万人に対して感染者数が約3,000人。

どちらの感染率が高いでしょうか?

答えはどちらもほぼ0.006%で同じです(若干中国の方が高いです。中国は0.0066%)。

総人口も国土面積も全く異なる2つの国を比べてもあまり意味は無いかもしれませんが、国別で考えた時に韓国へ行く事がどれだけリスクが高いか、韓国からの旅行者の訪問者のリスクがどれだけ高いかは御理解頂けるかと思います。

※各国の感染状況は以下のサイトを参照ください(中国語です)。基本ページは中国の内容で、「全球」という表現がグローバルの感染状況です。

news.qq.com

 

中国での対応は政府主導で一般的に考えて非人道的なやり方が多い印象ですが、そうやってやっと収まってきた問題でも有ります。

同じやり方が正解とは言いませんが「出たとこ勝負」な対応だと今後も世界的に収束するには時間がかかるのかなと思えてなりません。

 

最終的に私が言いたい事はただ一つです。

「日本から感染者多発すると海外旅行(特にタイとフィリピン)出来んくなるから何とかして日本!」

 

日本加油!ガンバレJAPAN!

  

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